昆虫の世界へ!
ブロ友さんから教えてもらった、国立科学博物館で開催中の昆虫展に昨日行ってきました。
曇ったら蒸し暑くなりましたね。千倉よしのです。
写りが悪いけど、こんなカッコで行きました。ブラウスにシワができてるのは、素材が麻なのと、帰りに撮ったからです。それからボトムスはデニムのスキニー、靴はスニーカー。これなら「昆虫展を見に行く」って感じでしょ(^_^)
なんでまた昆虫なの?と思われるでしょうね。それはね、あたしは子供の頃、クラス中からも、先生からも「虫博士」と呼ばれるくらいに虫が好きだったのです。それにしても公害まみれの、高度成長期の、京浜工業地帯の、真ん中で、よく虫が好きになったと思います。
知識一辺倒じゃなくて、捕まえてきた虫を飼育、観察したり、繁殖させたり。脱皮、交尾、産卵、共食い、そしてオスのキリギリスが尾端に白い塊を付けていて、それを舐めたり食べたりしてるところも見ました。あれは一種のオナニー? それから残酷にもトンボの腹部をちぎって、代わりにエノコログサの穂を差して飛ばしたり、オンブバッタをリュウゼツランのトゲに刺して何日生きるか観察したこともあります。こういう経験が命の大切さを知るきっかけだと思ってます。
都会の子供を侮ってはいけないよ。
さて、予想通りに子供が多いです。本当は夏休み前に来たかったんだけど、ぼんやりしてたら夏休みに入っちゃいました(T_T)
さて、この先は昆虫の画像がたくさん出てきます。苦手な人は覚悟して進むか、ここでお戻りくださいm(_ _)m
展示の一発目がプロジェクター映像で蝶が飛び交い、ストップモーションで標本箱に収まる、という幻想的なもの。ファミリー層には全くウケてないけど、あたしはうっとりと見ていました。
通路を曲がると大人の背くらいの大きさの巨大なミツバチの模型がありました。ものすごい迫力。巨大模型はこの他にオオクワガタ、オオムラサキ、ヒトスジシマカ、ミンミンゼミがありました。
小っちゃい子供が泣いてたけど、それは仕方ないかも。あたしはヒトスジシマカとオオムラサキの模型が気に入りました。
写真は載せたいけど、夜眠れなくなる人もいそうなのでやめておきますね。
大地に沈む夕陽のような模様の翅を持つタイヨウモルフォという大型の蝶にもうっとりしました。
撮影禁止になっていた映像ではまるでカモメかワシかのように悠々と飛んでいました。もしかしたら、この蝶は鳥になりたかったのではないか、と思うような飛翔でした。
標本の撮影はできたのに忘れてしまいました。ググって見てください。
懐かしい虫の標本もありました。
オオミズアオという大型のガです。
クワガタ、カブトムシを捕まえに未明に林に行くと必ず出会うのです。ごく僅かに水色がかった白い翅は幽玄で神様からの使いではないかと思うほどです。かなり大きいので、初めて実物を見るときれいより先に純粋に驚くと思います。
ヨツコブツノゼミという1cmくらいの小さな虫の模型です。この頭に付いてるモノは何でしょう?
奇形でも、何かに寄生されてるわけでもありません。まして、ゴミが付いてるのでもないです。元々こういう形なんですよ。この角のようなモノが何なのかは今でも分かってません。何遍見ても不思議です。
去年、イグノーベル賞を受賞したトリカヘチャタテの生殖器のことも展示されてました。オスは体内に精子嚢を作り、メスが生殖器をオスの体内に挿入して、それを取り出すというもの。つまり、オスの生殖器が凹形で、メスが凸形なんです。
トリカヘチャタテの「トリカヘ」は「とりかへばや物語」に因んでます(女装ブログらしくなった(^^))。
あたしにとっても驚きの新事実がありました。
虫たちが紫外線を見られるのは知ってましたが、偏光も識別できること!
セミの産卵管の先端やカブトムシの角に感覚器があって産卵などの状況が分かるということ!
モルフォ蝶の翅の輝きから研究が始まった表面構造や、複眼の表面構造は既に工業製品に使われていること!
オフィシャルサポーターの俳優の香川照之さんの昆虫年表があって、かなり共感できました(^^♪
驚きいっぱいの昆虫展でした。
博物館のお約束のミュージアムショップで、食用昆虫でも売ってないかと探したら一つだけありました。サ○ポロポテトバーベQ味みたいなスナックに食用コオロギが数匹入ってるもの。でも買いませんでした。だって、展示で食用に全然触れてないし、見た目がまずそうだから。ちなみにイナゴの佃煮は好きです(^_-)
それとね、できれば大人だけの時間や期間がほしいですね。別に子供が邪魔なのではなくて、そうしないと子供だけが対象の展示と思われそうだからです。夜も開館してるけど、大人だけなんてやったらクレームなのかな?
このあと、上野の森美術館で開催中のエッシャー展へ。
何、この行列! 中に入るまで1時間くらいかかりそうだったのでやめて、カフェに行くことにしました。
が、今度はカフェ難民になってしまい、上野駅前から駅ナカを流浪。なんとか座ってひと息。
ウェイトレスさんが注文を聞きに来て、品物を持ってきてくれる。最近はセルフサービスのお店ばかりだったから、懐かしくてホッとできました(^^♪
今回のお出かけはブログネタ向きなのに、写真が上手く撮れなかったし、いつも通りに自分の写真が極端に少なくて、ごめんなさいm(_ _)m
もっとブログの構成を上手にできるようになりたいです。
ひとまず今日のところはここまで。
読んでいただいてありがとうございます。
ではでは(^_^)/
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曇ったら蒸し暑くなりましたね。千倉よしのです。
写りが悪いけど、こんなカッコで行きました。ブラウスにシワができてるのは、素材が麻なのと、帰りに撮ったからです。それからボトムスはデニムのスキニー、靴はスニーカー。これなら「昆虫展を見に行く」って感じでしょ(^_^)
なんでまた昆虫なの?と思われるでしょうね。それはね、あたしは子供の頃、クラス中からも、先生からも「虫博士」と呼ばれるくらいに虫が好きだったのです。それにしても公害まみれの、高度成長期の、京浜工業地帯の、真ん中で、よく虫が好きになったと思います。
知識一辺倒じゃなくて、捕まえてきた虫を飼育、観察したり、繁殖させたり。脱皮、交尾、産卵、共食い、そしてオスのキリギリスが尾端に白い塊を付けていて、それを舐めたり食べたりしてるところも見ました。あれは一種のオナニー? それから残酷にもトンボの腹部をちぎって、代わりにエノコログサの穂を差して飛ばしたり、オンブバッタをリュウゼツランのトゲに刺して何日生きるか観察したこともあります。こういう経験が命の大切さを知るきっかけだと思ってます。
都会の子供を侮ってはいけないよ。
さて、予想通りに子供が多いです。本当は夏休み前に来たかったんだけど、ぼんやりしてたら夏休みに入っちゃいました(T_T)
さて、この先は昆虫の画像がたくさん出てきます。苦手な人は覚悟して進むか、ここでお戻りくださいm(_ _)m
展示の一発目がプロジェクター映像で蝶が飛び交い、ストップモーションで標本箱に収まる、という幻想的なもの。ファミリー層には全くウケてないけど、あたしはうっとりと見ていました。
通路を曲がると大人の背くらいの大きさの巨大なミツバチの模型がありました。ものすごい迫力。巨大模型はこの他にオオクワガタ、オオムラサキ、ヒトスジシマカ、ミンミンゼミがありました。
小っちゃい子供が泣いてたけど、それは仕方ないかも。あたしはヒトスジシマカとオオムラサキの模型が気に入りました。
写真は載せたいけど、夜眠れなくなる人もいそうなのでやめておきますね。
大地に沈む夕陽のような模様の翅を持つタイヨウモルフォという大型の蝶にもうっとりしました。
撮影禁止になっていた映像ではまるでカモメかワシかのように悠々と飛んでいました。もしかしたら、この蝶は鳥になりたかったのではないか、と思うような飛翔でした。
標本の撮影はできたのに忘れてしまいました。ググって見てください。
懐かしい虫の標本もありました。
オオミズアオという大型のガです。
クワガタ、カブトムシを捕まえに未明に林に行くと必ず出会うのです。ごく僅かに水色がかった白い翅は幽玄で神様からの使いではないかと思うほどです。かなり大きいので、初めて実物を見るときれいより先に純粋に驚くと思います。
ヨツコブツノゼミという1cmくらいの小さな虫の模型です。この頭に付いてるモノは何でしょう?
奇形でも、何かに寄生されてるわけでもありません。まして、ゴミが付いてるのでもないです。元々こういう形なんですよ。この角のようなモノが何なのかは今でも分かってません。何遍見ても不思議です。
去年、イグノーベル賞を受賞したトリカヘチャタテの生殖器のことも展示されてました。オスは体内に精子嚢を作り、メスが生殖器をオスの体内に挿入して、それを取り出すというもの。つまり、オスの生殖器が凹形で、メスが凸形なんです。
トリカヘチャタテの「トリカヘ」は「とりかへばや物語」に因んでます(女装ブログらしくなった(^^))。
あたしにとっても驚きの新事実がありました。
虫たちが紫外線を見られるのは知ってましたが、偏光も識別できること!
セミの産卵管の先端やカブトムシの角に感覚器があって産卵などの状況が分かるということ!
モルフォ蝶の翅の輝きから研究が始まった表面構造や、複眼の表面構造は既に工業製品に使われていること!
オフィシャルサポーターの俳優の香川照之さんの昆虫年表があって、かなり共感できました(^^♪
驚きいっぱいの昆虫展でした。
博物館のお約束のミュージアムショップで、食用昆虫でも売ってないかと探したら一つだけありました。サ○ポロポテトバーベQ味みたいなスナックに食用コオロギが数匹入ってるもの。でも買いませんでした。だって、展示で食用に全然触れてないし、見た目がまずそうだから。ちなみにイナゴの佃煮は好きです(^_-)
それとね、できれば大人だけの時間や期間がほしいですね。別に子供が邪魔なのではなくて、そうしないと子供だけが対象の展示と思われそうだからです。夜も開館してるけど、大人だけなんてやったらクレームなのかな?
このあと、上野の森美術館で開催中のエッシャー展へ。
何、この行列! 中に入るまで1時間くらいかかりそうだったのでやめて、カフェに行くことにしました。
が、今度はカフェ難民になってしまい、上野駅前から駅ナカを流浪。なんとか座ってひと息。
ウェイトレスさんが注文を聞きに来て、品物を持ってきてくれる。最近はセルフサービスのお店ばかりだったから、懐かしくてホッとできました(^^♪
今回のお出かけはブログネタ向きなのに、写真が上手く撮れなかったし、いつも通りに自分の写真が極端に少なくて、ごめんなさいm(_ _)m
もっとブログの構成を上手にできるようになりたいです。
ひとまず今日のところはここまで。
読んでいただいてありがとうございます。
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